皆さんこんにちは！

LIVE GYM TOKYOのハリガヤです！

今回は今まで幾度となくアップしてきた「免疫力」について、いつもとはまた違った方向からスポットライトを当ててみたいと思います。

「免疫力」を上げるために、もしくは「免疫力」を下げないようにするために必要なことを簡単に上げてみると…

・早寝早起き

・バランスの良い食事

・適度な運動

・日の光を浴びる

・ストレスを溜めない

・スマホを見る時間を極力減らす

といった普段からよく耳にするような事柄をイメージされることと思われます。

しかしながら現実的に考えると上記の項目を完璧にクリアして日々を過ごしている人の方が少ないように思われます。

私自身を省みてみるとパーソナルトレーナーという職業柄、「適度な運動」と「バランスの良い食事」に関してはクリアしているものの、その他の項目はクリアしていると胸を張って言えないところがあります(苦笑)

本題に戻りまして、上記の項目について不完全過ぎてしまうと自律神経の乱れが生じ慢性的な体調不良に悩まされることがあります。

自律神経の乱れが生じている際には免疫力も低下し様々なウイルスに感染しやすくなり、いつの間にか悪化してしまっているなんて事もよくあります。

自律神経の乱れについては「自律神経失調症」と呼ばれることが一般的で、下記のような症状や体調で日々悩まされているようでしたら自律神経が乱れている可能性が高いでしょう。

・寝ても疲れが取れない

・なかなか寝付けない

・日中に激しい睡魔に襲われる

・やる気が全く出てこない

・食欲不振

・変なものを食べた記憶はないが消化不良を起こしている

・耳鳴り

・寒気

上記の項目が当てはまる人は非常に多いのではないかと思われます。

また、私自身も上記の項目に当てはまるものが多い時がよくあり、そんな時ははっきりと自律神経の乱れだと決めつけて対処療法を行います。

対処療法が何なのかと言うと、ズバリ「サウナ」です。

正確に言うと【サウナ→水風呂→休憩】を数回に渡って行うことで自律神経の乱れを治すことが出来、さっぱりと前向きな気持ちで心身ともに健全に日々を過ごすことができるというわけです。

私自身サウナに初めて入ったのはおそらく高校生ぐらいの頃で当時はサウナの効果など当然知らず、「なぜ大人の人はあんなに暑くて苦しい空間に長時間入っているんだろう？」とただひたすら疑問だけでした。

当時の私はサウナに入っても数分でギブアップしてしまい、サウナの恩恵を受けることが全くなく、今思えばとても勿体ないことをしていたなと悔やまれます。

ちなみにサウナが乱れた自律神経を整える効果があるということとは別に、サウナによる発汗で身体の水分が抜け、カラカラの状態で飲むビールが格別に美味しいという事実をその数年後に知り、「大人の人はみんな美味しいビールを飲むためにサウナに長時間入って我慢するんだな」と勝手に納得してしまいました（笑）

今回は自律神経を正常に戻すためのサウナの入り方として一般的な方法をご紹介させていただきます。

・身体をよく洗う

→サウナは狭く他の利用者との距離も近いため身体を清潔にしてサウナに入るのは最低限のマナーです。

・風呂に入り身体を予め温める

→身体の深部が冷えている状態でいきなり高温のサウナ室に入ってしまうと、身体の外皮だけが熱くなり全く汗が出てこない状態で非常に辛く、効果的な時間まで入っていられなくなります。

サウナがあるのはだいたい施設の規模の大小問わず銭湯であることが多いでしょう。

銭湯では電気風呂やジェットバスなど普段自宅では入ることができない珍しい風呂が多くあるはずなのでサウナ前に必ず数分でも風呂に入っておけば、サウナ入室後すぐに気持ちよく汗をかくことができます。

・サウナに8〜12分間入る

→サウナに入る時間については様々な意見が交錯していますが、私自身の体感では8分以下だと汗がまだまだ出るのにサウナから出てしまうのは勿体無く、12分以上だと苦しくてリラックスしに行くと言うよりもただの苦行に感じてしまいます（笑）

8〜12分で無理せずがベストなサウナ時間ではないかと思います。

・水風呂に1〜2分入る

→水風呂が苦手な方も多くいることと思われますが、水風呂に入ってこそサウナの意味を成すと言っても過言ではありません。

私から言わせてもらうと水風呂は冷たいから苦手というのはサウナでの温まりが足りないだけです（笑）

火照りに火照った身体を一気に冷ますあの感覚は何とも言い難い快感です。

高温のサウナと冷温の水風呂の2種類で身体を刺激する事によって、脳が異常事態と判断し身体の防衛の為に交感神経を活性化させます。

・風呂場や外浴場で5〜6分椅子に座るor寝転がる

→サウナ愛好家からこの事は「外気浴」と言われています。

高温のサウナと冷温の水風呂で活性化された交感神経なのですが、このタイミングで通常の温度の空間に戻ることで「平和が訪れた」と脳が判断し身体は極度のリラックスモードに入ります。

このリラックスモード時に何とも言えない恍惚感が現れる現象をサウナ愛好家達は「整う」と言います。

・上記の流れを合計3セット繰り返す

以上が乱れた自律神経を正常に戻すための一般的なサウナの入り方です。

外気浴中に訪れる「整う」感覚こそ正に乱れた自律神経が正常に「整う」瞬間であると言っても良いでしょう。

私も定期的に上記のようなサウナの入り方を敢行し乱れた自律神経を「整え」に行きます。

サウナ後には自律神経が正常に戻っていることから食欲も湧き、寝つきも良くなり深く眠る事が出来、気持ちよく朝を迎え翌日は非常にポジティブな気持ちで1日を過ごすことができます。

大袈裟かもしれませんが、原因不明の体調不良や慢性的に疲れを感じている方に非常におすすめなのがサウナです。

こうして記事を書いているうちに私自身もサウナに入りに行きたくなってしまうから困ったものです（笑）

また次回もサウナに関する記事を書かせていただきたいと思います。