皆さんこんにちは!
LIVE GYM TOKYOのハリガヤです!
今回は前回の記事の続編としてまたサウナについて書かせていただきたいと思います。
前回の記事では自律神経を整え免疫力を高めるのに効果的なサウナの入り方について書かせていただきましたが、今回はサウナ初心者がやりがちなミスを私の実体験を交えながらご紹介させていただきます。
自律神経を整え、交感神経と副交感神経の働きを正常にすることで日中は活発に、夜は深く眠り、メンタル面も非常にポジティブになることで免疫力は高められ様々なウイルス類感染のリスクも下げることができるためサウナは非常に有効な手段でありますが、入り方を間違えてしまうと効果が半減してしまうだけでなく、かえって逆効果を及ぼしてしまう危険性もあります。
運動やトレーニングに関しても、日常の食事やサプリメントの摂取に関しても、何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とはよく言ったもので、サウナも正しく適切に入ることが最善であることは間違いありません。
それでは間違ったサウナの入り方及びにサウナの効果を半減させてしまうサウナの入り方について見ていきましょう。
目安の3セットを超えてしまう
コチラは過去の私自身の経験です。
前回の記事で書かせていただいた【サウナ→水風呂→外気浴】の一連の流れにより訪れるサウナ愛好家達の言う「整う」感覚を欲しがりすぎてしまい、3セットで終わらず4セット5セットとおかわりし続けてしまうと、程よく「整っている」自律神経が乱れ始めてしまい交感神経が活発になりパッチリと覚醒してしまうことがあります。
外気浴の際にボーッとして気持ち良くなる感覚が正に「整う」なのですが、外気浴の際にも目がシャキッとしてしまい恍惚感が皆無であったことを覚えています。
浴場でのみその感覚であるならばまだいいのですが、銭湯を後にし、家に帰って布団に入っても頭が覚醒したままで全く眠気が来ることがなく、そのまま一睡もできないまま朝を迎えてしまいました。
銭湯から帰ってきても頭が覚醒したままの状態を戦闘モードならぬ「銭湯モード」と言います。
と、くだらない冗談はさておき、実際にサウナに入れば入るだけいいというものではないというのが事実です。
トレーニングに関して言うとなかなかパンプアップしてこないからといって何セットも何セットも同じ種目を繰り返してしまったり、とにかく筋肉をつけたい一心でオフを入れずに毎日毎日トレーニングをしてしまったりと、やればやるだけ効果があるというのは間違っており、かえって回復を遅らせてしまったり、ストレスによりカタボリック(筋分解)を誘発してしまったりと、やりすぎることは本末転倒の結果になってしまいかねません。
私自身が悪い見本となってしまうことが残念なのですが、トレーニングに関して言うと上記に心当たりがあるのでサウナでも同様の過ちを犯してしまったという訳です…
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉を再度胸に刻もうとこの記事を書きながら切に思いました。
水を飲まない
サウナに関しての事ではありませんが喉が渇いた状態で水分補給をしないことは愚行中の愚行です。
数十年前の部活動では「水を飲むな」というのが当たり前で、その理由は根性論だけでなく胃に水が溜まると運動能力が落ちるというような理由も多かったように思います。
もちろん一回で何リットルもの大量の水を飲んでしまったらパフォーマンスが低下するだけでなく健康さえも危うくなってしまいますが、適切なタイミングで適量の水分補給を行うことはスポーツやトレーニングのパフォーマンスを低下させないためにも必須でしょう。
サウナに入り汗をかくことを我慢大会のようにとらえてしまい、水分補給も我慢するんだと意地になってしまってはサウナによる血行促進などの効果が台無しになってしまいます。
サウナに入ることによって普段の日常生活や激しい運動やトレーニング以上の汗が排出されている為、身体は短時間で極度の脱水状態になりかねません。
適切な水分補給を行わず身体が脱水状態のままサウナに入り続けると熱中症や血液の粘度が増し血栓を引き起こす危険性もありますので、こまめに水分補給を行はなくてはなりません。
私の経験上から言わせていただくと、サウナのセット間のインターバル時にしっかりと水分補給を行った方がサウナ内で汗が大量に出ることからデトックスが促され爽快感も増すように思えます。
飲酒後や二日酔いの状態でサウナに入る
よく「アルコールを身体から出すぞ」と言ってサウナに入る人や、二日酔いの酔い醒ましにサウナに入る人がいますが、どちらも大変危険な行為です。
体内にアルコールが残っている状態でサウナに入ってしまうと、アルコールによって血管が拡張しておりさらにサウナの高温環境によってダブルパンチで血管が拡張し血圧が急降下しかねません。
低血圧によって意識が朦朧とした状態でサウナに長時間入ってしまうとなると命の危険さえ危ぶまれます。
また、二日酔い状態でサウナに入ると発汗による脱水で、人体がアルコールの代謝に必要な水分までも排出してしまい、酔いが醒めるどころかアルコールの代謝を大幅に遅らせてしまいます。
体水分が大量に抜けていることから体内のアルコールの割合が増加してしまい、サウナに入る前よりも酔いが強くなってしまうので、酔い醒ましどころか酔いが増して加速するので「二日酔いになったらサウナ」という考えも危険なのでやめましょう。
以上3つほどサウナの効果を半減させてしまうばかりか健康面においても危険なミスをご紹介させていただきました。
我々に素晴らしい効果をもたらしてくれるサウナですが使い方を誤ると非常に危険な側面も持ち合わせていますので、正しくサウナと付き合って健康な日々の助っ人になってくれれば最高ですね。
トレーニングに限らず健康面やケア面でも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」を肝に銘じてより健康で充実した日々を過ごしてまいりましょう。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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