皆さんこんにちは!
LIVEGYMTOKYOのハリガヤです!
今回は今月アップしたJERMY BUENDIA(ジェレミー・ブエンディア)の紹介記事に引き続き、世界のトップフィジーカーの紹介記事を書いていきたいと思います。
JERMY BUENDIA(ジェレミー・ブエンディア)の記事はコチラ!
今回はメンズフィジークの実質世界2位、超強豪の中の超強豪ANDRE FERGUSON(アンドレ・ファーガソン)について書いていきたいと思います。
先ずは簡単なANDRE FERGUSON(アンドレ・ファーガソン、以下:アンドレ)のプロフィールを見ていきましょう。
名前:ANDRE FERGUSON(アンドレ・ファーガソン)
生年月日:1984年(?)月日は不明
出身地:アメリカ合衆国
身長:175㎝
体重:84(コンテスト時)~89㎏
フィジーク戦績:2017年アーノルドクラシック2位、2017年ミスターオリンピア2位、2018~2020年までのアーノルドクラシック3年連続で優勝
以上がアンドレの簡単なプロフィールです!
フィジーク戦績をご覧になっていただくと、アーノルドクラシックでは3回もチャンピオンになっているものの、ミスターオリンピアでは2017年の2位が最高でそれ以外の年では上位入賞止まりになっています。
ミスターオリンピアに次ぐ世界最大級のコンテストであるアーノルドクラシックで現在無双状態のチャンピオンであることから「メンズフィジークの実質世界2位」と呼ばせていただきました。
(ファッションセンスも非常に良い選手なのですが一番左端のショーツは何だか不自然な感じですね…笑)
毎回アンドレの身体を見ると完璧な仕上がりを披露しているように見えるのですが、ミスターオリンピアに関しては彼にとってある種鬼門のような場所なのかも知れません…
また、アーノルドクラシックに関しては無双状態で今後も彼が勝ち続けると私個人的には思います。
以前書かせていただいたジェレミー・ブエンディアもそうですが、絶対的な王者になると競技の評価基準がその選手そのものになるので、よほどコンディション調整を失敗しない限りは王者でい続け、現時点で「アーノルドクラシックのフィジーク像=アンドレ・ファーガソン」という図式が出来上がっているとも私は思います。
アンドレのフィジーク選手としての特徴を書かせていただきますと、とにかくバランスの良さと完成度の高い身体をしています。
「ミスターメンズフィジーク」の名高いジェレミー・ブエンディアは広い肩幅と細いウエストと男らしさを強調したステージングで圧倒的なカリスマ性を武器に勝負しているのに対して、上の画像を見ていただけるとお分かりの通り、アンドレは欠点のない無駄のない隙のない身体で勝負をしているといったところでしょうか。
近年のメンズフィジークでの評価基準で比較的優先順位の高い「ミッドセクション=腹筋」を見てみるとアンドレの右に出る者はいないと断言してしまってもいいほどパーフェクトな腹筋を持っています。
腹筋に関しては腹直筋を「腱画」という腱が横に走行することによって割れ、腹直筋の長さや腱画の走り方には個人差があるため、腹筋の形や腹筋のパックの数や現れ方は人によって異なるものとなります。
そんな腹筋というパーツなのですが、アンドレは溝が深く更に先天的に綺麗な形の腹筋をしている為、ステージ上に立った際の身体の中心部が誰よりも注目されます。
「ミッドセクション(=腹筋)」がメンズフィジークという競技の評価基準において優先順位が下がらない限りこの先もずっとアンドレは評価され続けると思われます。
ジェレミー・ブエンディアが迫力ある上半身に極細のウエストで圧倒的な存在感を醸し出しているのに対し、アンドレは身体の完成度が武器と書かせていただきましたが、アンドレは各筋肉のパーツのシンメトリー(左右対称)が非常に美しいと評価されています。
シンメトリーに関して言うと、メンズフィジークにおける評価基準の身体の完成度という点で求められる要素なのですが、バルク(筋肉量)やアウトライン(身体の外側から見たラインの大きさや美しさ)が強い選手はシンメトリーが弱い印象です。
↑背中に関してもパーフェクトなシンメトリーを持っていると言えます。
ウエイトトレーニングによって筋肉量を増やしメンズフィジークで評価されうる身体を作り上げていくわけなのですが、トレーニングの強度が増すほど左右対称に筋肉を発達させることは難しくなってきます。
人間は本来的に利き腕利き脚が存在している為、トレーニング時に左右対称に筋肉が付くように意識していても、日常生活や身体活動の際のクセによって左右の筋肉の活動量の差が出てしまうのでなかなか左右の筋肉が同じ大きさに発達出来ないものなのですが、アンドレは完璧なシンメトリーボディーを持っています。
アンドレのステージ上の画像を拡大して左右の筋肉の大きさを細かく見比べてみたりもしたのですが、サイズの違いが全く分からず、実際にメジャーなどを使って計測してみても全く同じ数値が出るのではないかとも思ってしまうほどでした。
もしくは左右の筋肉にサイズ差が生じていてもそれらを解消するように完璧なステージングをしているのかも知れませんが、いずれにしてもフィジーク選手としてのレベルが非常に高いところにいるという事に変わりありません。
ちなみに私に関してなのですが、長らくキックボクシングの競技をやっていたことや大雑把な性格なのか左右の筋肉の発達の差がバラバラです(苦笑)
何らかのスポーツの種目に携わっていると構え方やその競技にしかない動きによってどうしても身体に左右差が生じてしまうのですが、ウエイトトレーニングによってそれらを解消することも可能なのでアンドレを見習って自身の筋肉の発達の左右差を改善していこうという所存です。
以上のようにジェレミー・ブエンディアとは全く異なるタイプのトップフィジーカーがアンドレ・ファーガソンです。
余談ではありますがInstagramのLIVE配信等でアンドレの性格が表れる場面が多々ありますが、かなり攻撃的な性格の持ち主です(笑)
ジェレミー・ブエンディアもかなり攻撃的な性格なのですが、同じような性格でも作り上げられた身体は全く異なるというのが中々興味深く思えます。
このように身体つきやキャラクターの違う選手が同じステージ上に並んで審査をされるというのがメンズフィジークという競技の面白さでもあります。
これからも世界のトップフィジーカーの紹介記事を書いていきたいと思いますので、続編もお楽しみにしていてください!
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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