皆さんこんにちは!
LIVE GYM TOKYOのハリガヤです!
今回は昨年書かせていただいた「バルクアップにとって有酸素運動は必ずしも悪なのか?」 の続編となる記事を書かせていただきたいと思います。
バルクアップにとって有酸素運動は必ずしも悪なのか? part.1の記事はコチラ!!
今回は有酸素運動の中でも特に心肺機能の強化でよく耳にする「インターバルトレーニング」の与えるウエイトトレーニングでのメリットについてご紹介させていただきます。
※インターバルトレーニングは有酸素運動のカテゴリーに当てはまらないのではないかという意見もあるかもしれませんが、器具を使って筋肉に直接負荷を与える運動ではなく心肺機能に負荷を与えるという点で、今回の記事ではインターバルトレーニングを有酸素運動のカテゴリーに入れて考察していきたいと思いますのでご了承下さい。
バルクアップを目指す上でトレーニング実践者の多くがセット内で扱う重量を一般的に筋肥大に適切とされている8~12回が限界にくる重量を設定していることと思われます。
トレーニング歴が長くなってくると筋肉量は中々増え難くなり、使用重量の向上も一旦停止しトレーニングがマンネリ化してくることもしばしばではないでしょうか。
私の場合は一般的に言われる8~12回がギリギリという定説にこだわらず、トレーニングがマンネリ化しないように20~30回といった超高回数のトレーニングも種目によっては行っています。
エネルギー生成機構の観点から考えると、この20~30回といった超高回数トレーニングは神経系(筋出力の向上)のパワーアップにおけるクレアチンCP系やバルクアップに適した8~12回がギリギリの回数に当てはまる解糖系には当てはまらず、どちらかと言うと酸化系(有酸素運動)に当てはまると言えるかもしれません。
コンパウンド種目(多関節種目)での最大挙上重量の伸びが止まってしまい、バルクアップに適切な負荷を用いても筋肥大がストップしてしまった方には私個人として賛否両論ありますが、この20~30回を扱う超高回数でのトレーニングをお勧めしています。
この超高回数トレーニングで新たな刺激を筋肉に与えるためには、心肺能力の強さが求められます。
そういう点でバルクアップが止まってしまっており、イマイチウエイトトレーニングの成果が実感できておらずに悩んでいる方に有酸素運動でもあるインターバルトレーニングを推奨いたします。
20~30回といった超高回数トレーニングをやってみると分かるのですが、筋肉が追い込まれてパンプアップし始める前に心肺機能が限界を迎えて心肺の辛さからレップ動作を止めてしまいたくなります。
実際止めたくなくても止まってしまいます。
私自身の経験から語らせてもらうとウエイトトレーニングをし始めた8年前からの数年間よりも、ウエイトトレーニングと並行してキックボクシングの練習をし始めたここ数か月の方がこの20~30回の超高回数トレーニングでのトレーニング効果の恩恵を実感することが出来ております。
インターバルトレーニングは主に陸上トラックで行うことが多いのですが、キックボクシングの練習も1ラウンド3~4分でシャドーやサンドバッグ打ちやミット打ちやスパーリングを行い30秒間の休憩を挟むといった練習形式が一般的であるため広義ではインターバルトレーニングに当てはまります。
競技の特性と言ってしまえばそれまでなのですが、パワーリフティングの無差別級の選手は最大重量をひたすら追い求めるようなトレーニング内容が主となっている為、心肺機能を強化する習慣はないように思われます。
以前私は都内のジムでパワーリフティングの無差別級の選手とロッカールームで居合わせたことがあるのですが、歩いているときに既に全力ダッシュをした直後のように息が荒くなっており、常に肩で息をしているような状態でした。
筋肥大させて見せる筋肉を競うという競技ではなく、挙上重量をひたすら求めるという点で心肺機能の強化を行うということはないのでしょうが、普段の生活時にも常に息苦しいのは競技以前に人間として生きていく上で心配になってしまいました。(心肺だけに…)
私はキックボクシングのジムワークを通して心肺機能の強化を図り、超高回数トレーニングでの強度も斬新的に強化することが出来たのですが、格闘技のジムに行っていない方やそもそも格闘技をやってみようという方は少数派であることと思われます。
ランニングシューズを履きご自宅の周辺を走ることでインターバルトレーニングは可能ですし、普段ウエイトトレーニングで通っているジムでもランニングマシンやエアロバイクを使ってインターバルトレーニングをすることは可能です。
またここ数年で着用する方が増えているアップルウォッチなどのウェアラブル端末を身に着けてインターバルトレーニングを行うことでより効率的に強度の高いトレーニングを行うことが出来ます。
「バルクアップにとって有酸素運動は必ずしも悪なのか?」の続編となる記事では、更にインターバルトレーニングの具体的内容と注意点について書かせていただきたいと思います。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
りざえ部SNSは下記より!!
パーソナルトレーニングジムREZAEV 情報・お問合せ・無料体験・見学は下記より