皆さんこんにちは！

 

 

LIVE  GYM  TOKYOのハリガヤです！

 

 

今回は「スクワットかレッグプレスか？」の続編となる記事を書いていきたいと思います。

 

 

スクワットとレッグプレスのそれぞれのメリットについて今まで書かせていただきましたが、今回の記事では２つの種目のデメリットの部分について書かせていただきます。

 

 

ウエイトトレーニング各種目はそぞれに調書短所どちらも兼ね備えていると私は考えております。

 

 

そのため、トレーニングメニューを構成する際には核となる種目のメリットである一番美味しい部分を最大限に引き出せるように順番や重量や回数を調整し短所を補えるような補助種目を追加いたします。

 

 

この作業が奥深すぎるが故に筋トレ沼にハマってしまったのがかくいう私自身でございます笑

 

 

言ってしまえばどんな種目も一長一短であるため、それぞれの良いところを取り逃がさずにデメリットをカバーし合えるような種目構成をしていけば良いというわけです。

 

 

そのためには各種目のデメリットの部分も知っておく必要があります。

 

 

先ずはスクワットからデメリットを見ていきましょう。

 

 

スクワットのデメリット→フォームの習得が比較的困難

スクワットはBIG3と言われており、フリーウエイトの中でも特に重要な種目に位置付けられており、スクワットを行うメリットの章でも書かせていただいたように、非常に多くの関節を動員し、スタビライザーの働きにより対象となる筋肉の多くが隈なく刺激されます。

 

 

キングオブトレーニングとも言われているスクワットなのですが、その素晴らしい恩恵を受けるにはそれなりの経験が必要になってきます。

 

 

スクワットのフォームの習得だけでなくスクワット動作に使われる最低限の筋力や、各関節の働きを理解していないと思ったようにスクワットによるトレーニング効果を実感することもできないと思われます。

 

 

私自身を振り返ってみると、最初にスクワットをやった時には膝周りばかり効いてしまい、股関節の可動が全くなされていないスクワットを行なってしまっていました。

 

 

また、その際に使用重量を増やすと腰が丸まってしまい、立ち上がる動作で膝が一回伸びてから丸まった腰が起き上がるといった非常に不恰好なフォームでした。

 

 

また、トレーニング初心者の方々からスクワットについて聞いてみると、膝周りだけ効いてしまうと言った声や上手く股関節を使えず臀筋やハムストリングスに効いている感じがしないという声も聞きます。

 

 

スクワットはコンパウンド種目(多関節種目)であるため、膝関節はもちろんなのですが、股関節も同じぐらい動員させなくてはなりません。

 

 

またそれらが共同できるように膝関節と股関節の連動性を高めていく必要もあります。

 

 

この股関節の動員がトレーニング初心者には案外ハードルが高く、理想的なスクワットを行うためには様々な要素を必要とします。

 

 

私個人としてはバーベルを担ぐスクワットに行く前段階として股関節と膝関節が共同して動作をなすことを認識していただき、スクワットで必要な筋肉を先ずは単体で鍛えてから、スクワットを導入するのが理想的なフォームでスクワットを行う最短ルートではないかと思います。

 

 

また、スクワット動作で使う動作のウォーミングアップのために後述するコンパウンド種目であるレッグプレスを導入するのも大いに有効ではないかと思われます。

 

 

少し長くなってしまいましたが、スクワットのデメリットとしてこちらが挙げられます。

 

 

レッグプレスのデメリット→自由度が極度に低い

レッグプレス最大のデメリットはマシンで行う種目であるということでしょう。

 

 

さらに数あるマシンの中でもレッグプレスはトレーニング実践者の身体の固定が強いため、スタビライザーのような身体を安定させる機能は全く働かないことと思われます。

 

 

固定力が強く自由度が低いが故に大きな力を発揮しやすい(出力を出しやすい)ためスクワットの数倍もの重量を扱うことができるのですが、それがそのまま諸刃の剣となります。

 

 

レッグプレスはスクワットよりも遥かに重い重量を扱うことができるため、つい自分は強くなったと勘違いしたままフリーウエイトのスクワットに今まで以上の重量で挑み見事撃沈してしまうなんてことが私自身過去のトレーニングでありました。

 

 

レッグプレスでの使用重量の向上はあくまでもレッグプレス限定のように私は思います。

 

 

レッグプレスは動作が非常にシンプルなためフットポジションや重心のかけ方を調整しやすく比較的安全に高重量を扱うことができる優秀な種目なのですが、下半身のトレーニング種目をレッグプレスのみにしてしまうのはお勧めできません。

 

 

また、ボディメイキングのためではなく、各種競技のために下半身のトレーニングを行なっている人には私個人の意見となってしまいますが、レッグプレスのように出力を最大限に出せるポジションで高重量を扱う種目はお勧めできません。

 

 

以上のようにスクワットにもレッグプレスにもそれぞれ一長一短があります。

 

 

しかしながらスクワットとレッグプレスはそれぞれにお互いの短所をカバーし合えるだけのストロングポイントも併せ持っていると私は考えます。

 

 

「スクワットかレッグプレスか？」の続編となる記事ではそれぞれの短所を補い合いながら下半身のトレーニングのクオリティをより高いものにしていく私なりの方策を書かせていただきたいと思います！