皆さんこんにちは!
LIVEGYMTOKYOのハリガヤです!
今回の記事でも前回に引き続き「24時間ジムを有効活用するためのトレーニングアタッチメント類」について書いていこうと思います!
前回の記事で書かせていただいた主に背中のトレーニングの際に使用し、対象となる背中の筋肉を細分化して効果的に刺激を与えるのに便利な【MAG GRIP】に関しては、置いてあるジムが増えてきた感じはあるもののまだ取り扱っていない24時間ジムの方が多くあるのが現実です。
今回いくつかご紹介させていただくアタッチメント類は非常にベーシックなもので昔からトレーニング愛好家に親しまれ、ほとんどのジムに置いてあると言っても良いでしょう。
それでは1つずつ見ていきましょう!
リボルビングカールバー(EZバータイプ)
こちらのアタッチメントはケーブルマシンに取り付けるアタッチメントとして使われるのが一般的です。
正式名称は決まっていないと思うのですが、こちらのアタッチメントを「トライセップバー」と呼ぶ方も多いと思われます。
上腕二頭筋のトレーニングの代表種目であるアームカールでバーベル全体がギザギザに曲がった「EZバー」を使う人を良く見かけると思うのですが、その「EZバー」のケーブルアタッチメント版がコレに当てはまります。
EZバーを使用するメリットとして、手首の負担を少なくすることやグリップの向きを斜め方向にすることによって筋肉への効かせ方を変えることが出来ます。
一般的に、アームカールの際に上腕二頭筋の内側に存在する上腕筋にも刺激を与えるにはストレートバーよりもEZバーを使用する方が効果的と言われています。
また、ケーブルを用いて上腕三頭筋のトレーニングの代表種目である「プレスダウン」や「フレンチプレス」を行う際にも、ストレートタイプのバーよりもギザギザに曲がったEZタイプのバーの方がグリップの際に尺骨神経側の指(薬指、小指)で強く握ることが出来るため、上腕三頭筋への刺激が入りやすくなる感覚があります。
単純にトレーニング種目をこなすだけではなく、グリップの違いによって筋肉への効かせ方も工夫しようという方にはケーブルで特に腕の種目を行う際には、こちらのアタッチメントを使用してみると良いかも知れません。
リボルビングカールバー(ストレートタイプ)
先に挙げたリボルビングカールバー(EZバータイプ)のストレート仕様です。
こちらに関して言うと、使用用途は上腕二頭筋のトレーニングが主となるでしょう。
先ほどのEZバータイプでのアームカールでは上腕二頭筋と上腕筋が鍛えられるのに対して、ストレートタイプでは前腕が回外された状態(掌が常に上向き)での動作となるので、上腕二頭筋への刺激がかかりっぱなしになります。
こちらの感覚については、肘を曲げた際に掌を内側へ捻ることによって力こぶになる上腕二頭筋が隆起することで分かると思います。
バーベルを用いてのストレートバーベルカールでの負荷をケーブルによる刺激に変えたい時や、ケーブル種目の特徴である負荷の抜けにくさを活かしてパンプ感を優先したトレーニングなどを行いたい時には、ケーブルマシンにこちらのストレートタイプのアタッチメントを取り付け行うことをお勧め致します。
ヘックスバー
「ヘックスバー」は六角形=hexagonal(ヘキサゴナル)からついた名称で、名前の如く六角形をしています。
ヘックスバーを利用して行うトレーニングは主にデッドリフトです。
デッドリフトの際に初心者は重量が増えることにより背中が丸まってしまい、腰を痛めてしまうというケースが多いと思われます。
バーベルを使ったデッドリフトでは両手が身体の前面に位置するのが当然なのですが「ヘックスバー」を使用することによってデッドリフトの際の両手は身体の側面に位置します。
デッドリフトの動作の際の支点は股関節になり、ベーシックなバーベルを用いた身体の前方でバーを握るデッドリフトは支点とウエイトの距離が発生してしまうのに対して、「ヘックスバー」を用いたデッドリフトは動作中、常にバーが腕から近い位置から離れないため腰への負担が軽減されます。
通常のデッドリフトで腰を痛めてしまいデッドリフトという種目自体に抵抗がある方やデッドリフトのフォーム習得がなかなか出来ず悩んでいる方にはこちらの「ヘックスバー」を用いてのデッドリフトの実践を強くお勧め致します。
また、デッドリフト以外にも背中のトレーニングの定番種目である「ベントオーバーロウ」でもこちらの「ヘックスバー」は活用できます。
「ヘックスバー」使用のメリットである腰への負担を軽減して背筋群に刺激を与えることに集中できるだけでなく、グリップを通常のバーベルでは不可能なパラレルグリップ(掌同士が向き合う握り)でトレーニング動作が行えるため背中の収縮感も自ずと変わってきます。
私自身高身長で胴長な体型な為デッドリフトで腰を痛めやすく、こちらの「ヘックスバー」があるジムに行った際にはなるべく「ヘックスバー」を用いてデッドリフトやベントオーバーロウを行うようにしています。
今回も3つほど「24時間ジムを有効活用するためのトレーニングアタッチメント類」をご紹介させていただきました。
ゴールドジムやボディビルダーが集うような巨大なジムに比べると24時間ジムはマシンや器具類のバリエーションで劣ることが多いのですが、24時間営業しているという最大限のメリットを活かし不特定多数の人間との接触を避けながらトレーニングを行うことが出来るので、アタッチメント類を駆使して工夫の下バリエーションを増やし質の高いトレーニングをしていただければと思います。
次回も引き続き「24時間ジムを有効活用するためのトレーニングアタッチメント類」についてご紹介させていただきます。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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