皆さんこんにちは!
LIVE GYM TOKYOのハリガヤです!
今回の記事でも前回に引き続きキックボクシングについて書かせていただきます。
キックボクシングがダイエットに効果的な理由 その①はコチラ!!
キックボクシングがダイエットに効果的な理由 その②はコチラ!!
今回はキックボクシングを始めるにあたって必須となるジム選びについて書かせていただきます。
私はこの業界に身を置いて長いのでジムの名前を聞いただけでも何となくそのジムがどんなジムなのかフィーリングで分かるのですが、これからキックボクシングを始めてみようという方にとってみたらどこのジムに行ってみたらいいのかさっぱり分からないことと思われます。
キックボクシングジムは各地に多く所在し、特に東京都内には何百というキックボクシングジムがあります。
私なりにキックボクシングジムを4タイプに分類してそれらの特徴とどのような目的のユーザーが使いやすいのかご紹介させていただきます。
【タイプA】プロ育成ジム
→基本的に練習時間は毎日固定、タイ人トレーナーやボクシングトレーナーが常駐し、ミット打ちや技術練習やサンドバッグ打ち込みやスパーリングやフィジカルトレーニングを行います。
朝練(ランニング系トレーニングやフィジカルトレーニング)昼練(スパーリングミット打ちなどのジムワーク)など二部練習を行っているジムも多い印象です。
昼時間帯にプロ練習を行っているジムだと普通の仕事をしていたら通うことはできないので、仕事の時間を練習時間と重ならない職種を選ぶかジムの内弟子(ジム内で一般の練習性の指導や清掃事務作業といった雑務諸々を行う)となる必要があります。
試合に勝つ為のジムのため、プロの選手としてやっていくという覚悟が必要なので、これからキックボクシングを始めてみようという方や、ダイエットのためにキックボクシングを始めてみようという方には全くと言っていいほど向かないのでご注意ください。
各ジムのホームページにジムの練習スケジュールの記載があるので、そちらをチェックしてみると良いでしょう◎
プロ練習時間以外に以下で書かせていただく【タイプB】や【タイプC】の練習が可能なジムも多い印象です。
【タイプB】トレーナーミット巡回型ジム
→基本的に営業時間内はいつでも練習可能で、練習の開始時間と終了時間は自由です。
トレーナーが1人定められた数ミットを持ちミットの前後に縄跳び(ロープ)やシャドーボクシングやサンドバッグ打ちや対人練習をするスタイルです。
ミット以外は基本自主練や他の会員とペアを組んで練習することが多いように思われます。
ジムのホームページの練習スケジュールに関するページを見ていただいて、特にクラスの表記(例:初心者キッククラス、キックボクシングテクニッククラス)がなくフリーやミット打ちとの記載があったらこのタイプのジムに当てはまります。
会員同士のミットの持ち合いではなく熟練したトレーナーの打ちやすいミットが良いという方や、仕事が終わる時間が不定期で開始時間を自分のスケジュールに合わせてジムに通いたいという方にはこういったトレーナーミット巡回型のキックボクシングジムが良いと思われます。
【タイプC】クラスレッスンジム
→インストラクターがクラスを行い会員はレッスン形式で参加し、クラスのバリエーションは各ジムによりけりであるが初級、中級、テクニッククラス等があります。
クラス内容以外の練習は基本禁止、クラス中は基本インストラクターの指示に従い、開始時間と終了時間は練習スケジュール表に書かれている通りに行われます。
試合希望者というよりは、初心者女性向けでどんな練習をしたらよいか分からない完全な未経験者やクラス参加者皆でワイワイと楽しくやりたい方向けです。
初心者向けとは書きましたが、キックボクシング大国オランダではこのようなクラスレッスン形式の練習が主流でチャンピオンクラスの選手が一般の練習生とクラス内で一緒に対人練習などを行うことが珍しくないと聞いたことがあります。
【タイプD】自主練、サークル形式
広いキックボクシングのジムでトレーナーが不在時やクラス実施中に会員同士でミットの持ち合いや対人練習を行います。
※クラスレッスン開催時は自主練禁止やトレーナー以外のミット打ちを禁じているジムや会員同士の自主的な対人練習を禁じているジムもあるのでご注意ください。
言ってしまえば仲間内での練習なので練習内容は自由に決めることが出来ますし、ミット打ちや対人練習で自分に必要だと思う練習を無限に行うことが出来るのが最大のメリットです。
デメリットとして、トレーナーやインストラクターから教わるというよりも練習仲間同士で高め合うようなスタイルなので、教えてくれる人はおらず、ある程度のキックボクシング経験やある程度のレベルの練習パートナーがいないと練習自体が成り立たなくなります。
キックボクシングのジムではなく体育館や公民館やレンタルスタジオなどに仲間内で練習道具を持ち込んで、数人で練習をするというサークル形式の練習も稀に見ます。
以上、4タイプに分類してキックボクシングジムについて書かせていただきました(最後の【タイプD】に関してはキックボクシングジムではなく練習のやり方になってしまいましたが苦笑)。
これからキックボクシングを始めてみようという方に関していうと【タイプB】か【タイプC】のジムが一番無難ではないかと思われます。
また、4タイプ全て包括しているタイプのジムも存在しますので、そのようなジムに入った方はこの記事の内容から自分はどのように練習をしたら良いかご判断していただければと思います。
余談ですが私自身を振り返ってみると、キックボクシングジム入門時のアマチュア時代は【タイプB】のジム、プロデビューして選手としての活動時にはアマチュアと同じジムのプロ練習に参加していたので【タイプA】、選手引退後に働いていた格闘技のジムや現在指導させていただいているジムは【タイプC】、そして現在は過去に選手だった練習仲間と時間を合わせて練習しているので【タイプD】といった具合に大変キレイに納まります(笑)
4タイプのジムを経験してきたからこその生きたジム情報(正に "LIVE GYM"笑)だと認識していただけると非常に嬉しいです。この記事がキックボクシングジム選びの参考になりましたら幸いでございます。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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