皆さんこんにちは!
LIVE GYM TOKYOのハリガヤです!
写真は先日ボディビル日本選手権9連覇のレジェンド【鈴木雅選手(写真中央、腕太っ‼︎‼︎】の筋トレセミナーに参加してきた時の1枚です。
鈴木雅選手の詳細はこちらhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/鈴木雅
セミナーではトレーニングの際の骨盤の向きやグリップの握り方やその意識を変えるだけで筋肉にはとんでもない変化が起こるという事をそれはそれは沢山学ばせていただきました。
やはり一流のアスリートは細部に至るまでの拘りや徹底ぶりがハンパじゃない!
なぜ一流が一流なのか、日本一が日本一なのかというのが少しでも分かった1日でした^^
ではでは本題に戻りまして、今回のコラム記事は少し筋トレから離れて格闘技ネタです!
ご覧くださいませ!
時は200X年、日本は格闘技ブームの真っ只中でした。
今では信じられないかも知れませんが、立ち技組み技共に世界中の猛者たちが集結して世界最強を競い合っていたのがこの日本のリングだったのです。
各メディアには有名格闘家が連日登場し大晦日は格闘技をTVで見て年越しなんてのが当たり前でした。
私が家の近所の空手道場の門を叩き格闘技にどハマりしたのが2003年。
そんな格闘技ブーム真っ只中の当時高校生の格闘技にハマったばかりのハリガヤ少年が衝撃を受けた名勝負を現在の私による解説付きでご覧下さい。
今回の名勝負はこちら!!!
【小比類巻貴之VS武田幸三】@K-1 WORLD MAX 2004 日本代表決定トーナメント準決勝
小比類巻貴之選手詳細はこちらhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/小比類巻貴之
武田幸三選手詳細はこちらhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/武田幸三
当時のK-1と言えばフジテレビでは【K-1 WORLD GP(ヘビー級)】、TBSでは【K-1 WORLD MAX(70kg級)】というのが定番でした。
現在はタレントとして活躍中の魔裟斗選手を中心に若い女性ファンも取り込んだのが【K-1 WORLD MAX】でした。
ヘビー級のようなモンスターサイズの外人同士の派手な倒し合いではなく、キャラクターの立った日本人ファイターを中心にカッコよさとスピード感を存分にPRしたのが【K-1 WORLD MAX】の人気の勝因でしょうか。
当時日本のエース魔裟斗選手を追う選手発掘がコンセプトであった日本代表決定トーナメント。
魔裟斗最大のライバルと言われ続けている小比類巻貴之とムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムのベルトを取ったこともある超本格キックボクサーの武田幸三のファン大注目の一戦がこのトーナメントの準決勝で実現したのです!
以下の動画と解説をご覧ください。
[1R]武田は得意のローキックを左右の脚から繰り出しとにかく小比類巻の太腿にしつこくしつこくローキック攻め。
一方の小比類巻はアウトボクシングを展開しリーチを活かして左ジャブを打ちながら周り続け常に何かを狙っている雰囲気、ハイキックを蹴り上げる場面も。
小比類巻の脚に武田のローキックがヒットする回数が多くダメージも見られ、武田有利で1Rは終了。
[2R]1Rと変わらずの展開で迎えた2R。
沈黙を大きく破る事になったのが55秒経過のその時!
小比類巻の右飛び膝蹴りが武田の顔面に直撃!!
後方にバッタリと倒れた武田はそのまま立ち上がる事が出来ずにKOされてしまう。
[所感]
おそらく小比類巻は試合開始前から飛び膝蹴りでの一撃KOだけを考えてリングに上がったことでしょう。
一方の武田は得意のローキックで意識を下半身に下げて右ストレートでのKOを狙っていたことと思われます。
格闘技は単純なパンチキックの強さや身体の頑丈さだけでは勝敗は決まらずに、心理的な駆け引きや事前の作戦が大きな鍵を握る競技とも言えます。
ローキックを蹴られても蹴られても飛び膝蹴りのタイミングを待ち続けた小比類巻の作戦勝ちといった結果ではないでしょうか。
「肉を切らせて骨を断つ」
とは正にこの事!!!!
ここまで心理戦がハマり豪快なKOに繋がった試合もそうそうありません。
今はこんな風に冷静に分析しておりますが、当時TVの向こう側の私はそれはそれは興奮したものでした。笑
〜あの日ハリガヤ少年の脳裏に焼き付いた名勝負その〇〇〜
は今後もシリーズ化して名勝負を紹介させていただきたいと思います。
次回はヘビー級のとんでもない結末を迎えた衝撃の名勝負をお楽しみに!
それでは!
約3年前のツルツルな私と弟(?)のMAX吉田!(//∇//)
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