皆さんこんにちは!
LIVE GYM TOKYOのハリガヤです!
今回のブログでは昨年末に行われたRIZINについて書かせていただきます。
格闘技出身の人間としては非常に恥ずかしいことなのですが、筋トレにハマりだしてからここ7〜8年ほど大晦日の格闘技は全く見ておりませんでした…
一つのことに関心を持つと視野が狭くなってしまうのは良くないですね(笑)
今年の秋頃から自分自身のキックボクシングの練習を再開したこともあり、格闘技への関心が戻ってきたため、今年の大晦日はしっかりとテレビの前で観戦させていただきました!
今回のブログではそんな私が今年の大晦日に行われたRIZINで非常に感銘を受けた試合を3試合ほど紹介させていただきます!
※完全にファン目線として書かせていただいておりますのでご了承下さいませ。
萩原京平 VS 平本蓮
この試合は戦前から危険な香りのする両選手が過激な舌戦を繰り返しファンの間では「裏メイン」と言われており試合内容も格闘技ファン納得の素晴らしいものでした。
K-1甲子園優勝にしてゲーオ・ウィラサクレックやゴンナパー・ウィラサクレックといった超強豪をKOで下している実力を持つ平本蓮に対するは若干プロ6戦ながら内村洋次郎などのトップファイターから直近の試合でKO勝利を収めているイケイケファイターの萩原。
打撃の超大物平本蓮のMMAデビュー戦としても注目された1戦でした。
開始からいきなり萩原がフルスイングの右フックを繰り出してくると平本もそれにカウンターのワンツーを合わせにくるという闘志のぶつかり合い。
MMAでは一日の長である萩原がテイクダウンに成功すると平本の顔面に肘や膝を打ち込みジワリジワリとダメージを与えていく展開に。
平本の打撃が一級品である以上にそれに付き合わずに(貰わずに)自分のMMAで勝負をし続けた萩原が見事でした。
1ラウンド後半から萩原が上になる場面が多く「マウントからのパウンド攻撃で仕留める」と戦前から萩原が公言していた通りの展開で最終的にはパウンド攻撃による2ラウンド中盤レフリーストップで萩原が勝利となる。
私はキックボクシング出身のためMMAでのグラウンドの攻防は素人目線でしか見れないためMMA経験者の方にこの試合について聞いてみたところ、平本の寝技の際のフィジカルの強さやタックルへの応用力は素晴らしいとのことでした。
確かに私も試合序盤ではタックルが思うように決まらず萩原は苦戦しているように思えました。
勝利した萩原選手のMMA技術が天晴れなのはもちろんなのですが、グラウンドでの攻防にさらなる磨きをかけて進化した強さで復活する平本選手に期待しております。
自分自身キックボクシング出身なのでMMAの試合を見ているとついついキックボクシング出身のストライカーの選手を応援しがちです(笑)
HIROYA VS シバター
チャンネル登録者数100万人を超えるYouTuberにしてアマチュア総合格闘技での競技経験が豊富なシバター、対するはかつてはK-1のカリスマ魔裟斗の後継者としても期待されていたベテランキックボクサーのHIROYA。
この試合は1ラウンドキックボクシング、2ラウンドMMAとミックスルールでの実施。
戦前私はキックボクサーのHIROYAとアマチュアのシバターでは体格差があるとはいえ流石にプロのキャリアが全然違うので、HIROYAの1ラウンドKO勝利を予想していました。
試合を見てみると序盤こそHIROYAは軽快な動きから鋭いワンツーや重いローキックを放っていたのですが、終盤にはコーナー側でシバターのアッパーを被弾しダウンを喫してしまいます。
この光景は私も正直驚きました。
2008年の大晦日にK-1ファイターがMMAファイターにK-1ルールで3タテ(K-1選手全員KO負け)されてしまった悪夢がフラッシュバックしました。。
その翌々年の2010年にはK-1ファイターの長島☆自演乙☆雄一郎がMMAのトップファイター青木真也をMMAルール開始直後に飛び膝蹴りで一撃KOした大番狂わせがありましたが、この試合についてはまた後日で(笑)
2ラウンドはMMAルールで試合が行われたためHIROYAが圧倒的不利な中、試合自体はHIROYAも善戦しておりドロー決着となりましたが、後のビデオ判定でシバターの関節技が極まりHIROYAがタップしていることが判明しシバターの1本勝ちとなりました。
試合中にプロレスのようなパフォーマンスを入れながらも打撃でもしっかりとダウンを奪い最後は関節技でフィニッシュしたシバターはしっかりと試合の準備をしてきておりYouTuberながら見事だと私は思いました。
実現するかは分かりませんがシバターの継続参戦を期待しています。
朝倉海 VS 堀口恭司
一昨年対決している両者は試合前には朝倉不利の下馬票が多かった中で打撃によるKO勝利で朝倉が番狂わせの勝利。
その後堀口は靭帯損傷の大怪我を負い復帰戦でタイトル挑戦者として朝倉海に挑む。
この試合も私は戦前は若さや勢いや一度倒している相手という精神的余裕から朝倉有利と予想していたのですが、結果は予想に大きく反したものとなりました。
どちらもステップインのスピードが速く打撃の爆発力と決定力から一瞬で試合を決めるイメージが強いため、試合開始から緊張感ある展開になりました。
よく達人同士にしかわからない間合いがあると言われておりますが、そんな緊張感が漂いテレビの前で見ている私も文字通り手に汗握る試合でした。
試合が動いたのが堀口のローキックが朝倉にヒットした辺りでした、MMAで最近よく使う選手多く見られる相手の脹脛(ふくらはぎ)を狙ったカーフキックをモロにもらった朝倉が派手にバランスを崩したのが印象的でした。
そのままカーフキックを追撃し明らかに効いている様子の朝倉が起死回生を狙い放った飛び膝蹴りを堀口は見切りそのままパンチでフィニッシュしてKO勝利となりました。
大怪我からの復帰戦にして一度負けた相手へのリベンジを成し遂げてのタイトル奪取とこれ以上ない最高の結果を堀口選手は勝ち取ったのではのでしょうか。
ミーハーな私はすぐに感情移入してしまうためテレビの前で大号泣でした(笑)
タレント揃いで群雄割拠のRIZINバンタム級ですが朝倉海の実力も世界レベルにあることは間違い無いので、今後もこの階級のファイター達の凌ぎ合いが非常に楽しみです。
今年末も名勝負が見られることを大いに期待しております!
以上のように特に印象に残った試合を3試合ほど紹介させていただきましたが、やはり大晦日の格闘技はドラマがありますね。
しばらく格闘技観戦から離れていた私は大晦日のRIZINで再び格闘技ファン熱が湧き上がってきましたので、今年は生で格闘技観戦に行こうかななんて思っていたりします(笑)
また格闘技に関するコラム記事や過去の名勝負を振り返る内容の記事も順次アップしていこうと思います!
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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