皆さんこんにちは!
LIVE GYM TOKYOのハリガヤです!
今回のブログでは昨今のコロナ禍において、不特定多数の人間との接触を避けるためにジム通いを一時休止している方や、ウエイトトレーニングをやったことがないけれども本格的なジムに行ってのトレーニングにはまだ抵抗がある方への自宅でのウエイトトレーニングを行う際に「コレだけは最低限用意して欲しい」、「コレさえあれば一通りのトレーニングが可能」といったアイテムをご紹介させていただきます。
ホームトレーニングは工夫次第で腕立て伏せやスクワットや腹筋など自分自身を負荷とする自重トレーニングでも追い込む事は可能と言えば可能なのですが、普段ジム通いをしている方やこれから本格的なウエイトトレーニングを始めてみようかという方にとってみると自重トレは物足りなさすぎるというのが私の見解です。
それでは自宅でのウエイトトレーニングにおいて必須であろうアイテムを見ていきましょう!
アジャスタブルベンチ
「アジャスタブルベンチ」はジムでのトレーニングを行う際にパワーラックやスミスマシンやダンベルトレーニング各種において使用必須のアイテムです。
フラットベンチでも悪くはないのですが、活用できる種目数の汎用性を考えると圧倒的に「アジャスタブルベンチ」の方がお勧めです。
「アジャスタブルベンチ」で楽天市場やamazonで検索するとビックリするぐらい安いものが多数出てきますが、強度的な問題を考えると最低でも30,000円以上のものが私個人としてはお勧めです。
また「耐荷重」といって、使用者の体重と使用するウエイトの総重量がどこまで耐えることが出来るのかという記載があるのですが、トレーニング初心者であっても耐荷重は最低200㎏の物が望ましいと思われます。
大まかに言って30,000円以上のアジャスタブルベンチは耐荷重が200㎏はあるように思われます。
ジムに置いているような業務用のアジャスタブルベンチは一日に何十人もの会員が使用するため耐荷重も300㎏越えの超タフモデルなのですが、ホームトレーニング用と比べるとアジャスタブルベンチに使用しているフレームの鉄板の厚みが2倍はあるため、高価なだけでなく重量も重くホームトレーニング向きではありません。
ホームトレーニング用のアジャスタブルベンチは値段の関係上そこまでフレームに厚い鉄板を使用していませんが、その中でも耐荷重が200㎏は超えているものをお勧め致します。
私個人の経験談になるのですが、少年誌の広告によくあるような通販の家庭用トレーニング器具のアジャスタブルベンチを過去に使用しベンチプレスを行っていたら数日後にベンチのクッション部の下にあるフレームが曲がってしまった記憶があります。
使用後にフレームが曲がったことが確認できただけなので特にケガ等はなかったのですが、トレーニング動作中にアジャスタブルベンチのフレームが折れてベンチが倒壊してしまうとなるとゾッとしますね…
そういった話が冗談ではなく実際に起こりかねないので、アジャスタブルベンチをご購入の際には最低限のクオリティをお求めいただきたい限りです。
可変式ダンベル
殆どのパーソナルトレーニングジムで「可変式ダンベル」が使用されていることと思われます。
可変式ダンベル最大のメリットは省スペースにダンベルを収めることが出来ることでしょう。
ジムにある重量固定タイプのダンベルですと1㎏~せいぜい10㎏までぐらいしか個人宅やパーソナルトレーニングジムでは面積上の問題から置けないでしょうが、「可変式ダンベル」では1㎏~20㎏までのものや1㎏~41㎏までのものが新聞紙1枚程度のスペースに置くことが可能です。
「可変式ダンベル」といっても大きく分けて3タイプのダンベルが存在します。
スクリュー式
「スクリュー式」は最も歴史がある「可変ダンベル」でしょう。
この3つの中ではグリップ部と重りであるプレートの固定力は一番強く使用時の安心感があるのが特徴です。
しかし重りの付け替えがやや困難で時間がかかり、ドロップセットやセット毎にウエイトを上げ下げする作業が少々面倒です。
グリップとプレートの固定の強さは安心できるのですが、毎度重量変更の際に固定しているネジを緩めないといけないのが手間なので、時間毎にお客様を入れ替えている指導時や入れ替え時のスピードが求められるパーソナルトレーニングジムでは使われていないような印象があります。
パワーブロック
「パワーブロック」は1993年にアメリカで発売され、今となっては可変式ダンベルの最大手と呼べる一品になったのではないでしょうか。
有名なパーソナルトレーニングジムでのダンベルは9割がた「パワーブロック」を使用しており、ホームトレーニーの間でも一番人気の「可変式ダンベル」だと思われます。
「パワーブロック」最大の長所はウエイト調節の容易さとその頑丈さです。
トレーニングマシンのウエイトスタック部のようなフォルムをしており、トレーニングマシンと同様にウエイトスタックにピンを挿すことで自在に使用重量を変えることが出来ます。
先に挙げた「スクリュー式」のダンベルを長らく使っている人が「パワーブロック」を使うと使用時の快適さに驚きます(笑)
また、便利な反面で壊れやすいのかと思いきや「パワーブロック」は設計が非常にシンプルなため故障や破損といった話は聞いたことがなく、安全かつハードに使用することが出来る「可変式ダンベル」であることが分かります。
「パワーブロック」の短所を唯一上げるのであれば、形状上フレンチプレスやプルオーバーといったトレーニングが出来ないことでしょう。
しかし耐久性に利便性とストロングポイントの方が圧倒的に多い「パワーブロック」なので、ホームトレーニング用の「可変式ダンベル」においては私一押しでございます。
フレンチプレスやプルオーバーをどうしても行いたい方はそれ専用に「スクリュー式」のダンベルを一つだけ用意しておくのが良いかも知れません(笑)
ダイヤル式
5年ぐらい前から「ダイヤル式」の「可変ダンベル」がちらほらと見られるようになってきました。
金庫のダイヤルのように表示の重さの箇所にツマミを合わせる事によって自由自在に使用重量の調節が可能なのが「ダイヤル式」の特徴です。
「ダイヤル式」の最大のメリットは「パワーブロック」のように重量設定が容易でありながら、「スクリュー式」のようにフレンチプレスやプルオーバーといった「パワーブロック」では出来ない種目が可能なところではないでしょうか。
「パワーブロック」と「スクリュー式」のストロングポイントをどちらも持つことから発売当初は大人気の商品となり、長らく続いていた「パワーブロック」政権が崩壊するのではないかという勢いで「ダイヤル式」が瞬く間にフィットネスの市場に広まっていきました。
「ダイヤル式」をその当時私が使った感想を言わせていただくと、ダイヤル部分が非常に精密な構造をしており使用法が荒かったり、毎日何人もの人が使用することですぐに不具合が生じてしまう印象がありました。
便利さ故の諸刃の剣とは正にこのこと。
また、「ダイヤル式」の本家はアメリカのボウフレックス社からリリースされているものなのですが、日本の多くのメーカーからも類似品がリリースされており、ダイヤルを回す際にダイヤル部のパーツが使用時に破損してしまったり、プラスチックの部品が割れてしまったりとの不具合の報告が日本製のものでは多く、「ダイヤル式」について不信感を抱く人も少なからずいたことと思われます。
「ダイヤル式」をホームトレーニングに導入するのであれば、類似品よりも比較的不具合の例が少ない本家のボウフレックス社のものをお勧め致します。
以上のように「可変式ダンベル」は大きく3タイプに分類することが出来ます。
様々な意見があると思われますが、私個人的な意見だと耐久性や利便性から「パワーブロック」が最もお勧めです。
今回の記事ではホームトレーニングで必須となる「アジャスタブルベンチ」と「可変式ダンベル」について書かせていただきました。
こちらの記事の続編ではホームトレーニングをより充実させてくれるアイテムを引き続きご紹介させていただきたいと思います。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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