皆さんこんにちは!
LIVE GYM TOKYOのハリガヤです!
今回は昨日にアップした「トレーニングメニュー作成で心掛けなくてはならないこと」の第4弾となる記事を書かせていきたいと思います。
今回私がトレーニングメニュー作成の際に意識しておりぜひ導入していただきたいと思っているのは「トレーニング記録を付けること」です。
よくジムに行くとセットが終わるインターバル時メモ帳に何か記録をしている人を多く見かけますね。
私もその一人、毎回セット毎に種目名と使用重量と反復回数を記録しています。
私自身を振り返ってみると高校生以来にトレーニングを再開し始めたばかりのトレーニング1年目は上級トレーニーに憧れて、単純にミーハーな心でトレーニングノートを用意してセット毎に記録を付けていました。
しかし数年トレーニングをしていくうちにいちいち記録を付けるのが面倒になりあるタイミングをもってトレーニング記録を付けることを辞めてしまいました。
「トレーニング記録を付けること」の重要性を実感できていなかったんですね(苦笑)
そこから数年間惰性でトレーニングをするような日々があったのですが、その期間はどのぐらい自分自身のウエイトトレーニングの強度に変化が起きているのかが曖昧な日々でした。
その後パーソナルトレーナーとしてお客様に指導をするようになってから、仕事上お客様のトレーニング記録を毎度当たり前のように付けており、ふと我に返って「自分もトレーニング記録を付けるべきではないか」と自分に言い聞かせる瞬間がありました。
なぜ「トレーニング記録を付けること」を私が推奨するかというと大きく3つ理由があります。
1.トレーニングの際のマインドセット
トレーニング記録を付けていないと、過去に(前回)自分が1つの種目どれだけの重さを何回挙げることが出来たのかあやふやにしか覚えておらず、その時のなんとなくな感覚で重量をセッティングしてしまい、本当に限界なのか分からない回数でレップを止めてしまいかねます。
記録として何月何日にどの種目を何キロで何回挙げたと残っていれば、その時の自分よりも1キロでも重く1回でも多く挙げようと意識が集中します。
私自身のトレーニング理念ではあるのですが、トレーニングはいかに過去(前回)の自分よりも強度の高いトレーニングを達成できたかの連続で身体が漸進的に強く大きくなっていくと考えています。
良い意味で「前回の自分を超えるんだぞ」とプレッシャーを与えることが出来るため、特に高重量に挑むような際には過去のトレーニング記録が自身へのマインドセットの役割を果たしてくれるのです。
2.種目、重量、順番、トレーニング前の過ごし方の見直し
前回の記録を超えられなかったとしても、記録が下がってしまったとしても、それはそれで何も問題はないのです。
なぜ記録が伸びなかったのかを見直すきっかけ作りをトレーニング記録が担ってくれるのです。
例えば、3週に渡りとある種目の限界反復回数が伸びておらず記録が止まっているとしましょう。
この時トレーニングメニューの見直しを図るのですが、その種目自体をメニューから一時外すのか、重量を下げて回数を増やして追い込み方を変えるのか、その種目の前に予備疲労法として別のアイソレーション種目を導入するのか等、いくらでも打開策が浮かび上がってきます。
もっと細かいことを言うとその種目を行っている際の重心や脚幅や頚椎の向きやグリップの幅などを調整するだけで刺激が変わるのでパッと見た目の種目は変化していなくてもトレーニーに伝わる体感は大きく変わります。
さらに疲労度やトレーニング前や前日の食事量からも自身のコンディションによってトレーニングの強度は変化してくるため、過去(前回)より記録を向上させるためには、1回のトレーニングを質の高いものにしようと自らを鼓舞し、トレーニングが始まるまでの全ての準備を見直すことが出来るのです。
トレーニング記録を付けることで、自身のトレーニングを見直し分析することが出来、1回1回全て無駄のない自分自身最高のトレーニングを行えるのです。
3.自分自身の成長の確認
過去のトレーニング記録を見直すことによって、半年~1年といった長いスパンでの確かな成長を見ることが出来ます。
ウエイトトレーニング最大の魅力は努力の方向が正しければやった分だけ成長するというものです。
半年~1年前の自分自身のトレーニング内容を振り返ってみて、大きく伸びている種目や強くなった部位が見つかると非常にうれしいものです。
反対に半年~1年前と比べてみても使用重量の伸びがイマイチであったり筋肉が付いた実感がそうない場合には、先述のようにトレーニング記録を元に徹底的な見なおしが必要になってきます。
筋肉というものは一定の刺激を与え続けるとあるタイミングで成長が止まってしまいます、そのため漸進的に強化していくには1回1回のトレーニングの質強度共に高めていくというミクロ的な視点だけではなく、半年~1年といった長い期間での成長を見返すマクロ的な視点を持つことも重要となってくるのではないかと私は考えています。
また、半年~1年というスパンで自身の成長が確かに実感できると、それが自信につながりよりポジティヴかつアグレッシブな気持ちでトレーニングに取り組むことが出来るのです。
以上、今回のブログでは「トレーニング記録を付けること」の重要性を大きく3点書かせていただきました。
トレーニングメニューを毎度組む際に過去の自分自身以上の比較材料はないと私は考えております。
使用重量が伸び悩んでいる方や、イマイチ筋肉がついている実感のない方は是非「トレーニング記録を付けること」を習慣化していただきたいと思います。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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