皆さんこんにちは!
LIVE GYM TOKYOのハリガヤです!
今回も前回に引き続き「フリーウエイトか?スミスマシンか?」についての考察記事を書いていきたいと思います。
スミスマシンと一言で言っても、大きく2つのタイプに分類できる事をご存知でしょうか?
1つはレールの角度が垂直のタイプで、もう1つはレールに角度がついているタイプです。
↑通常タイプ(垂直タイプ)のスミスマシン
↑スーパースミスマシン
一般的には2枚目の画像の角度がついているタイプは【スーパースミスマシン】と言われている事が多いかと思われます。
今回の記事では【スーパースミスマシン】の効果的な利用法を見ていきましょう。
角度がついている事によってのトレーニングの効果が様々に変わってくるのですが、今回の記事では特にスクワットとベンチプレスにフィーチャーして書いていきたいと思います。
まずスクワット動作の際の足の重心を見ていきましょう。
スクワット動作をしていく際に足の重心を前に置くと太腿の前面、脚の重心を後ろに置くと太腿の裏側や臀部の動員が主となります。
スーパースミスマシンの傾斜を利用する事によってフリーウエイトで行う通常のスクワットよりもこちらの重心移動がより意識しやすくなり、結果として脚に与える負荷が変わってきます。
以下の図をご覧になって下さい。
青い線をスーパースミスマシンのレール、右側をスクワットしている人だと思ってみてください。
↑絵が酷いのはご愛敬を、、、(T-T)
青い線は上から下に降りていくに従って後方から前方へ移動しています。
スクワット動作をこちらに当てはめると、しゃがんでいくに従って重心が後方から前方に移動していきます。
つまり、青い線の向きでスーパースミスマシンを用いたスクワットを行うと腿の前の筋肉、すなわち大腿四頭筋の強化に的を絞る事が出来ます。
次に赤い線をスーパースミスマシンのレール、右側をスクワットしている人に見立ててみましょう。
↑こちらも絵が酷いのはご愛敬を、、、(T-T)
赤い線は上から下に降りていくに従って前方から後方へ移動していきます。
またしてもスクワット動作に当てはめていくと、しゃがんでいくに従って重心が前方から後方へ移動していく事が分かりますね。
つまり赤い線の向きでスーパースミスマシンを用いたスクワットを行うと腿の後ろの筋肉や、お尻の筋肉、すなわちハムストリングや大臀筋の強化に的を絞る事が出来るのです。
このように傾斜の付いているタイプのスミスマシン、スーパースミスマシンはこのような使い方が出来るのです。
日常生活や動作の癖によって下半身の前面後面の筋肉量に差が出てくるという話はよく聞き、前面後面バランスよく鍛える事が各競技のパフォーマンスアップにも繋がる事は言うまでもありません。
また、フリーウエイトでのスクワットの際に腿の前面や膝回りばかりが効いてしまうという方にも、フォーム矯正の為にスーパースミスマシンを用いたスクワットが推奨されます。
次にスーパースミスマシンを用いたベンチプレスを見ていきましょう。
ベンチプレスで強化する部位は言わずもがな大胸筋です。
大胸筋の筋肉の付着を見てみましょう。
①を上部、②を中部、③を下部と一般的には呼びます。
①に的を絞って強化していく際に関節の動きは下方から上方に救い上げるような動きをします。
ボクシングでいうアッパーパンチと似た軌道です。
トレーニング種目ではダンベルやケーブルを下から上に救い上げるフライやリバースグリップでのベンチプレスに当てはまります。
②はいわゆるフラットで行うベンチプレスや肩幅よりもやや広めで行う一般的な腕立て伏せの動作で筋肉が収縮します。
専門用語でこちらは【肩関節の水平内転】と呼ばれています。
③に的を絞って強化していく際に関節の動きは上方から下方に押し潰していくような動きをします。
プールの中からプールサイドに出てくるような動きがイメージしやすいかと思われます。
トレーニング種目ではディップスがこちらの動きに当てはまります。
①と③の動きをスーパースミスマシンを用いたベンチプレスでは忠実に再現する事が出来ます。
先程のスクワットのように図解してみましたのでご覧になってください。
こちらの青い線をスーパースミスマシンのレールに、右側をベンチプレスしている人に見立ててみましょう。
青い線は上から下に降りていくに従って後方から前方に移動していきます。
つまり青い線の動きは上腕を下から上に救い上げていく動きになります。
スーパースミスマシンを用いたベンチプレスをこの向きで行うと、①の大胸筋の上部が収縮する動きになります。
専門用語を使うと【筋繊維の走行に沿った動き】になるのです。
次に赤い線をスーパースミスマシンのレールに、右側をベンチプレスしている人に見立ててみましょう。
赤い線は上から下に降りていくに従って前方から後方に移動していきます。
つまり赤い線の動きは上腕を上から下に押し潰す動きになります。
スーパースミスマシンを用いたベンチプレスをこの向きで行うと、③の大胸筋下部の【筋繊維の走行に沿った動き】になるのです。
大胸筋を発達させる目的でベンチプレスやチェストプレスを行う方はとても多いと思われますが、ベーシックなベンチプレスをやり込んだら、ボディメイキング的な効果を狙って大胸筋上部や大胸筋下部を鍛えるという流れが多いかと思われます。
その際には是非スーパースミスマシンを用いてのエクササイズをお試しください^ ^
今回は特に【スーパースミスマシン】についての記事を書かせていただきました!
次回はフリーウエイトとスミスマシンの比較を掘り下げてみたいと思います。
それでは!
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